ロンドンで就活した話

家が見つかった後は、仕事探し！仕事探しの方法は、他の方が沢山ご説明されていると思うので、ここでは私の就活の話を紹介します。

そもそも、渡英後すぐは語学学校に１か月程度通っていました。英語から離れていた時間が長かったのでそのリハビリと、友達作りを目的に通いました。とはいえ、語学学校を出た後はすぐ働きたかったので、就活をしながら通う生活をしていました。

CVを作成して、エージェントに登録

色んな方の情報を参考にCVを作り、学校の先生にネイティブチェックをしてもらいました。そのCVを持って、日系のエージェント3社に登録。できればキャリアとして残せる仕事を探していました。

中々決まらない！

だいたいの企業でCVは通るのですが、面接で落とされることが続きました。理由はビザ！YMSには常に付きまとうこの問題…2年しか採用できないのは、企業側からしたら少しリスクがあるようですね。そして、中々自分が働きたいと思う会社に出会えませんでした…

ただ、決まらない日々が続いて、最終的には職種などはこだわらないようにしていました。

本命に落ちる

そんな日々の中、ここで働きたい！という会社があったのですが、面接で落とされました…悲しい…これまた落とされた理由がつらいんですが（笑）、CVが完璧すぎて英語がペラペラな人だと思われたようです……面接が英語でそんなに口ごもるとかはなかったのですが、やっぱり最初に期待された英語力より話せてなかったんですね…すっごい落ち込んだ！

実は、この本命の面接を受けるために一つ内定を蹴っていたんです。また一から始める就活に心が折れそうでした…

ようやく仕事が決まる

就活をはじめて1か月くらい、渡英してから2か月後に、ようやく仕事が決まりました。とはいえ、希望に沿った職ではありませんでした。日系企業の事務職です。しかも雇用形態がアルバイトで週3日です。実は、お給料も最低賃金だったので、これでは生活が苦しいのでそこで働きつつ、まだ就活は継続していました。

掛け持ち仕事

生活をしていくために始めたもう一つの仕事は、飲食店です。知り合いの紹介でお手伝いしていました。とはいえ、2年間ずっとこのまま続けるのはもったいないと思ったので、相も変わらず就活を継続。そしてなにより、掛け持ちするとかなり税金を取られます笑

就活に終止符

お金にひもじい思いをしながら、とうとう正社員でフルタイムの仕事にこぎ着けました！しかもやりたい内容の仕事だったので本当にハッピーでした。そしてなにより、金銭的な余裕が生まれること！お金の余裕は心の余裕につながりますね、本当に！最終的に就活を終えたのは、渡英から４か月後くらいです。

お家と同様、仕事も見つからないと中々精神的に辛いですよね。こういう仕事に就きたいという理想が具体的であればあるほど、見つからない時に辛いなあと思いました。いい求人に巡り合えるのは、タイミングも大きく関係していますよね。２年間しかないという焦りもあります。

しんどいなあと思っている時に、「そもそも海外で就活することがすごい」と友人に言われ、確かに日本と比べて求人数も少ないし、使う言葉は日本語だけではないし、イギリスで就活したことも良い経験だなあと思いました。あきらめずに粘った自分を少し褒めてあげたいですね。

*Photo by Corinne Kutz on Unsplash